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音楽療法士になる
音楽と音楽療法
音楽療法士の求人状況
音楽療法士の就職状況はどうなっているのでしょうか。
音楽療法士の求人募集はまだまだ少ないです、ハローワークの求人案内をみても音楽療法士の募集を
あまり見かけません。
ですが最近では音楽療法士の認知度が上がっているのは確かです、でも正社員
や常勤の募集ではなく派遣や非常勤としての採用が殆どというのが現状です。
求人先は主に老人保健施設などの一般病院のリハビリテーションセンターや高齢者施設や精神科の病院そして
学校関係では養護学校や小学校、中学校の養護学級などが主な求人先です。
音楽療法士を学ぶため学校に入学すると、介護施設などの勉強も音楽療法士と一緒に学ぶ事が出来
資格も一緒に取得出来る学校も多くあります。
すでにある病院では音楽療法を利用しているところもあります、音楽療法は世界各国で関心と理解が広
まっている療法です。
音楽療法士取得スケジュール
最近では音楽療法士の資格を取るための学校も増えています、どのような内容の勉強をしているのでしょうか。
全国各地に色々な学校がありますが、音楽療法士を学べる学校では音楽療法士の資格の他にホームヘルパーの資格も
取れる所が多いようです。
学校によって取れる資格も違ってきます。
音楽療法資格取得のスケジュールは主に2年制の学校が多く学費はおよそ2年間で200万位かかるところが多いようです。
1年生のカリュキュラム 音楽心理学や音楽教育学・ギター ・音楽療法概論・音楽療法基礎2,3・
児童音楽療法1・児童音楽療法2・児童音楽療法3・などの児童に関わる音楽や精神科音楽療法1・
精神科音楽療法2・高齢者音楽療法・老年医学・歌唱伴奏法2・精神医学・心身医学・発達心理学1
など障害者や高齢者に関わる音楽や音楽療法に必要な心理学、発達心理学2など、他にも多く学ぶ事が出来ます。
1年の時は、心理学や音楽心理の事を学ぶ事が多いと思われます。
2年生の授業内容 日本歌謡史・応用民族音楽学・器楽2・三味線・即興演奏2・ロールプレイング・
集団力動・集団音楽療法・臨床実習・インターンシップ・リハビリ学・精神科障害学・臨床心理学2・
社会福祉概論・児童障害学・民踊・スピリチュアル・ケアなど介護と音楽療法のまとめのような勉強をします。
音楽療法が学べる本
音楽療法・レッスン・授業のためのセッション ネタ帳―職人たちのおくりもの (音楽療法の仕事がしたい!) (単行本)
人と人との関わりを紡ぐ、職人達の工夫のひとつひとつ。ここに在るのは、そんなかけがえのない「ネタ」た
ちです。目の前のクライエントと向き合い、もっと楽しくなるには?もっと通じ合うには?と、考え、悩み抜いた末
に生まれてきたものなのです。すでにあるアイデアの応用も並んでいます。「誰が最初に考えたのか」ではなく、
「それをどう使うか」に力点はあるのです。ネタの生まれた過程にイメージを膨らませながら、眺め、読み、そし
て楽しんでください。
標準 音楽療法入門〈上〉理論編 (単行本)
音楽療法士養成のための必修科目をバランスよく取りあげ、現在の音楽療法界の指導的な医師・
音楽療法士が執筆。従来の音楽療法書では不足しがちだった医学的な知識(医療一般・心身医学・精神医学
・心理療法など)を、療法に理解と経験のある医師がわかりやすく解説。現場経験の豊富な音楽療法士が、
欧米の最新の知見をふまえながら、対象と現場に即した実践的なテクニックを指導。
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